熊本大学は9月20日、黒髪キャンパス全域で教育学部附属中学校の探究学習を実施しました。
附属中学校2年生及び3年生の生徒合計311人を対象に、午前は、工学部百周年記念館において小川久雄学長による専門領域の研究やこれまでの経験を踏まえた講話があり、その後、宇佐川毅教育・学生支援担当理事による「音の不思議」、富澤一仁大学改革・評価担当理事による「脳の機能について学ぶ」について研究紹介が行われた。附属中学校生徒は、興味津々に講話等を聞き、終了後には活発な質疑応答が行われました。
午後は、夏休みの宿題として出された探究学習の課題テーマや問題点などについて12人の生徒が発表し、富澤一仁理事、宇佐川毅理事及び井福裕俊附属学校統括長がパネリストとなり、大学教授・研究者の視点から今後の探究学習における解決の糸口となりうるアドバイスを送りました。
また、黒髪キャンパス内にある国指定重要文化財である五高記念館やひご未来図書館の建物や大学ゆかりの人物の句碑やレリーフを見学するなどして大学生活の一端に触れました。