45歳以下の若手研究者を対象とする令和4年度熊本大学研究業績表彰において、大学院教育学研究科 坂本 将基 准教授の以下の研究が表彰されました。
M. Sakamoto, H. Ifuku. Attenuation of sensory processing in the primary somatosensory cortex during rubber hand illusion. Scientific Reports, 11(1) : 7329, 2021年4月. IF: 4.996
本研究は、ヒトの身体イメージの変容に関わる神経メカニズムを「ラバーハンド錯覚」いう現象を用いて解明したものです。研究の成果は、神経科学的基礎研究の発展に寄与するばかりでなく、身体イメージの変容が重要とされるアスリートの模倣能力の向上や、身体の一部を失った患者の義手や義足への適応を速める効果などのリハビリテーション分野での応用が期待されます。坂本先生、おめでとうございます。