熊本トヨタ自動車及びソフトバンクとの協定を締結しました

熊本大学教育学部は6月26日、熊本トヨタ自動車株式会社とソフトバンク株式会社の3者において教育研究と人材育成に関する協定を締結した。
この協定は、3者がロボットやAIなどと共生する将来の社会で活躍する人材の育成を目指し、各々の知的、人的、物的資源の活用を用いて、教育・学習・研究機会を創出することを目的としたもので、具体的には次のような事項について連携・協力を行う。

・人型ロボットPepperの活用に関すること
・プログラミング学習に関すること
・AIやICT技術を活用できる人材育成に関すること等

 熊本大学で行われた調印式には、熊本トヨタ自動車株式会社より井原宏代表取締役社長が、ソフトバンク株式会社より村元義和CSR本部 地域CSR統括部 統括部長が、熊本大学より藤田豊教育学部長が出席し、3者の相互署名により協定書を取り交わした。また、小川熊本大学長も締結式に駆けつけ、協定締結に際し祝辞を述べた。最後に、人型ロボットPepperが、日本語、英語及び中国語を交え、今後の児童・生徒との交流への期待についてメッセージを発表した。
なお、本協定に基づき熊本大学に貸与されるPepperは、今後、教育学部附属学校・園を巡回し、搭載されたチャットGPTを駆使して各児童・生徒と交流を深める。

左から村元統括部長、Pepper、藤田教育学部長、井原社長、くまトヨ君
左から村元統括部長、Pepper、藤田教育学部長、井原社長、くまトヨ君